こんにちは(*’▽’)
子どものオンラインおけいこブログ☆
りちゃクラブ
主宰のりちゃ
です。
「うちの子、飽きっぽくて、
習いごとまた辞めちゃった。」
「最初はやる気満々で始めるんだけど、
全然続かなくて・・・。」
こんな悩みを抱えているママは多いはず。
そこで今回は、
習いごとに飽きてしまって
続かないお子さんのために
ぜひ試してほしい9つのこと
についてお話ししようと思います。
なぜ子どもはすぐ飽きるのか?
そもそも子どもが
すぐ飽きてしまうのは
なぜでしょうか?
まずはその理由を
みていこうと思います。
飽きるメカニズム
「飽きるメカニズム」を知ると、
子どもがすぐ飽きてしまう理由が
見えてきます。
「飽きる」ことは、
性格の問題だけでなく、
心理状況の変化が
影響しているようです。
「飽きる」とは、
「脳が刺激に慣れてしまう」
状態のこと。
習いごとをはじめてから
しばらくの間は、
新しい刺激に脳が反応し
面白い、楽しいといった興味から
集中が続きます。
しかし、
それも続けていくうちに
刺激に慣れてしまい、
面白くない、退屈
というような心理状態に
変わってしまうのだそうです。
そうなると子どもは
また別の新しい刺激を求めて
違うところに興味が
いってしまいます。
これが「飽きるメカニズム」です。
集中できる時間
一般的に集中力が持続する時間は、
「年齢プラス1分」。
聞いたことある方も
多いのではないでしょうか。
5歳の子で6分、
10歳の子でも11分です。
集中力が切れると
大人でも物事に取り組む意欲は
かなり低下しますよね。
集中力が持続する時間が
短い子どもなら
なおさらのことです。
子どもは飽きて当然
このように
子どもが飽きるのは当たり前。
まずこの考え方を持つ
必要がありそうです。
しかし、これは逆を言えば、
・好奇心旺盛
・切り替えが早い
・チャレンジ精神がある
とも言え、長所にも思えてきます。
「子どもは飽きて当然」
という考えを持ったうえで、
習いごとをさせてあげると
親の気持ちも少しは楽になり
上手に付き合えるのでは
ないでしょうか。
子どもが習いごとを飽きずに続けるための4つのポイント
子どもは飽きやすいと
分かったけれど、
せっかく始めた習いごと、
どうせなら続けてほしい
と思うのが親心ですよね。
ここからは
子どもが習いごとを飽きずに
続けるための4つのポイントを
お教えします。
子ども自身がやりたがっているか?
まず子どもが習いごとを
始めるときの大前提として
子ども自身がやりたがっているか?
が重要です。
しかし意外にこれは難しいと
りちゃは考えています。
「同じクラスの子は
○○を習い始めたんだって。
うちの子にも
させた方がいいかな。」
「自分は××が苦手で
苦労したから、
我が子には
そんな思いさせないように
××を習わせよう。」
このように考えたことは
皆さん最低1度はあると思います。
かく言うりちゃもそうです。
私の場合は英語ですね。
英語が話せたらどれだけ良かったか!
と思い、
娘のために英語の習いごとを
探してしまいがちです(;・∀・)
ですがこのように
「周りの子と比べて」や、
「親が子にさせたいから」
という理由だけで
子どもに習いごとをさせるのは
やめましょう。
もちろん、
親がしてほしい習いごとに
子どもも興味を示してくれる場合は
大丈夫です。
子どもが興味関心意欲のある
習いごとを選ぶ。
親の強制ではなく子の自主性
で決めてあげて下さい。
私も肝に銘じます!(笑)
「子どもが興味あること」に親が興味を持とう
子どもの習いごとの
継続率を上げるコツは
子どもが興味のあることに
親も興味を持つことです。
例えば、ダンスであれば、
一緒に踊ったり、
有名なダンサーの動画を
一緒に見てあげたりする。
そこで、
私踊れないし
とか
ダンスに興味ないし
と思わずに
一緒にやってみて
あげてほしいと思います。
子どもは別に
親が上手に踊れることを
期待していませんよね。
自分の興味あることを
一緒に楽しんでくれると
うれしいものですし、
楽しいという気持ちを
持ち続けることが出来ます。
「自分はダメだ」という暗示をかけない
「飽きっぽいね~」
「何をやっても続かないね」
こんな言葉をお子さんにかけていませんか?
このような事を、
絶対子どもに言ってはいけません!
子ども自身が
「自分は出来ないんだ」という
悪い自己暗示にかかってしまいます。
親の何気ない一言で
子どもの才能の芽が
咲いたり摘まれたりするもの。
「いろいろなことに興味があるのは
いいことだね」
「きっと夢中になれるものが
見つかるよ」
といった声かけを
してあげたいですね。
習いごとは子どもの好きを見つける手段
・将来役に立ちそうだから
・成績が伸びそうだから
という理由だけで
子どもに習いごとを
させていませんか?
習いごとは
学校での勉強とは違います。
スキル的な面だけに捉われず、
子どもが好きで夢中になれることを
見つけ出す方法のひとつだ
という認識を持てるといいですね。
好きなことは自然と続けられますし、
集中力も身に付きます。
また自分が
将来どんなことをしたいか
考え出したときの
判断材料にもなってくれるでしょう。
習いごとを選ぶ時も、
・有名な先生だから
・近くだから
という理由だけではなく、
習いごとを好きにさせてくれそうな
先生や内容かどうか
というのも判断基準に入れると
続きやすくなります。
子どもが習いごとに飽きてきたらやって欲しい5つのこと
それでも中には
習いごとに飽きてしまう
お子さんもいるでしょう。
ここでは、
子どもが習いごとに飽きてきたら
やって欲しい5つのこと
をご紹介します。
習いごとの環境が子どもに合っているか確認しよう
自分でやると決めて始めて、
親が見ている分には
まだ興味を失っては
いなさそうなのに、
子どもが習いごとに飽きてしまう。
そんな時は、
周りの環境が子どもに合っているか
確認してみましょう。
・先生やその他の生徒さんとの相性はどうか?
・レベルはちゃんと合っているか?
・教室の雰囲気はどうか?
など、
直接見たり、
本人から聞いたりしてみましょう。
もし引っかかったところがあれば、
・思い切って先生・教室を変えてみる
・受講する曜日や時間帯、クラスを変えてみる
という風に対処してみましょう。
人間であれば、
合う・合わないは必ずあります。
どちらかが悪いという
ものではありません。
しかしそのせいで
せっかく興味を持った習いごとを
辞めてしまうのは惜しいですよね。
新しい教室になったり、
同じ教室でも
先生やメンバーが変われば、
教室全体の雰囲気も大きく変わって、
子どもももう一度
やる気を出してくれるかも
しれません。
またレッスン内容が
簡単すぎても難しすぎても
子どもが飽きる原因になります。
本人や先生とも相談して、
クラスのレベルから
ズレてきていないか
確認してみましょう。
周りの環境のせいで、
習いごと自体が
嫌いになってしまうのは
本当に勿体ないです。
子どもが夢を決める
夢というと
何だかたいそうなことに
感じるかもしれませんが、
習いごとを通して
どんな自分になりたいのかを
子ども自身が考えて
それを親や先生に伝えることで、
モチベーション維持につながります。
皆さんご存知の通り
有名なスポーツ選手の
子どもの頃の夢の作文は
大人の私が見ても
具体的でリアリティーある
内容です。
例えば、
・オリンピックで金メダルを取る
・○○みたいな人になる
・〇級を取る
・○○を完成させる
など、
子ども本人が決めた夢なら
大きい、小さいはありません。
決めた夢は見えるところに
貼っておくなどして、
親も子も日常で
目に付くようにしておくと
なお良さそうです。
小さな目標を立てよう
最初は勢いよく
夢を決められたとしても、
実際に習いごとをしていく中で、
その夢がなかなか実現しなければ
当然モチベーションは
下がってしまいます。
そのようなときは
小さな目標を設定してみましょう。
例えば、
・今月は○○できるようになる
・毎日30分練習する
など、
実現できそうな
小さな目標にしましょう。
そうすることで、
小さな成功が積み重なり、
達成感や自信につながり、
飽きにくくなるでしょう。
習いごとの数は多すぎないか確認しよう
習いごとを掛け持ちしているお子さんは
一度習いごとが多すぎないか
見直してみましょう。
その際、習いごとの数もですが、
練習時間や予習復習時間など、
その習いごとをするために
使っている時間も
洗い出してみてください。
・数が多すぎて疲れてしまっている
・30分レッスンだけど、準備に時間がかかって辛そう
など、
子どもがしんどくなる原因が
見えてくるかもしれません。
常に子どもの状態に気を配り、
・この習いごとは比較的時間の余裕がある長期休暇のときだけする
・期限を決めて一時的に休む
・辞める
という対応をしてみましょう。
多すぎる子供の習い事のデメリットと減らし方について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
⇒子供の習い事いくつがベスト?多すぎるデメリットと減らし方の記事はこちら
褒めてあげよう
子どもが一生懸命頑張ったことには
全力で褒めてあげましょう。
親としては
できないところに
目が行きがちですが、
そこは口に出さず、グッと我慢。
褒めるときは
結果だけに目を向けるのではなく、
プロセスに目を向けてあげて下さい。
もちろん、
○○ができるようになった
のであれば褒めてあげていいのですが、
いつも結果がついてくるわけでは
ありません。
そんなときは
「今日は○○はできなかったけど、
できるようになるために
××して頑張っていたね」
という風に、
努力していたところを
見つけてあげましょう。
プロセスを褒めてあげることは
いつでも出来ます。
大人でも
誰からも評価されないと
モチベーション下がりますもんね。
子どもならなおさらです。
その日、成長したところを
子どもと一緒に
喜んであげてください。
それでも子どもが習いごとに飽きてしまったら「潔く辞める」
今まで紹介したことを試してみても
子どもが習いごとに飽きてしまった
と感じる場合は、
潔く辞めましょう。
お子さんは本当に
その習いごとについての
興味関心意欲が
尽きてしまったのかも知れません。
習いごとや辞める
と聞くとマイナスなイメージで
捉えがちですが、
大人でも興味のないことを
させられるのは
かなり辛いはず。
いやなことに時間を費やすのは
時間の無駄です。
その時間があれば、
他の興味のかることに
時間を使ってあげましょう!
時間とお金も節約できて、
親も子もハッピーです。
まとめ
今回は
子どもが習いごとに飽きた
~続かない子に試して欲しい9つのこと~
と題してお話ししました。
今回の9つのことを試して、
習いごとを飽きずに続けられる子が
いてくれると嬉しいです。
またうまく続けられなかったとしても、
子どもにとっては
この習いごとは
自分には向いていないことが分かった
という成功体験になったと思います。
またいろいろな経験を積むということも
その子にとっては素晴らしい財産です。
すぐ飽きてしまう子も
今はまだ
「熱中できるもの」が
見つかっていないだけかもしれません。
「熱中できるもの」が見つかれば、
親が「そればっかりしないでー!」
と思うぐらいずっとするようになるかも(笑)
親子で上手く習いごとと向き合いたいものです。
以上、
子どものオンラインおけいこブログ☆
りちゃクラブ
主宰のりちゃ
でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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